通信制大学のトビラ

通信制大学での履修日記を中心に、通信制大学の認知を広げるページです

いざ出発!長い履修生活の始まり

新入生オリエンテーションで学習の流れを理解した私は、いよいよテキスト履修を始めようと決意しました。

しかしそう簡単に行かないのが通信制大学

今回はテキスト履修に向けた準備と、初めての試験に挑んだお話を。

 

 

あれ?テキストってどう入手するの??

履修はどこから始めてもいいということなので、じゃあ1番最初の「教育原論」から始めようと決めました。

 

さーて、と入学キットを見てみると、肝心のテキストがありません。

 

???

 

これは大学や運営先によりますが、あらかじめテキストを送ってくる学校とそうでない学校が存在します。

 

私の大学は後者側で、テキストは自分で調達しなさいというものでした。

 

同封されていたテキスト購入用紙がそれで、大学が指定したテキストが一覧になって記載されていました。

 

見ると、どれも高い!

 

大体1冊あたり3000円〜5000円。

 

これを全部揃えるとなるとちょっと苦しいなあと思えてきました。

 

卒業生からの愛ある「テキスト譲ります!」

そんなとき学友会の先輩から、テキストを格安で譲ってくれるというありがたい情報を手に入れました。

 

mixiに大学のコミュニティが存在しているとのことで、そこでは情報交換や相談などが盛んに行われており、その中に「テキスト譲ります」というスレッドがよく立っていました。

 

出品者さんの多くは、卒業や修了によってテキストが不要になったこと、これから入学する人たちは費用も多くかかるし、少しでも費用を抑えてほしいという優しい先輩心からでした。

 

そのほとんどは定価の半額!場合によってはそれ以下という涙モノの値段でした。

一冊または数冊で出す人が多かったですが、場合によっては教員免許に関する書籍を1セットにして数万円で譲るという超太っ腹な出品もありました。

 

\ありがとー!!!/

 

そう叫んでしまうほどでした。

 

本当にこのシステムには感謝してもし尽くせません。おかげで私のテキスト代はかなり安く済みました。

 

テキストの譲渡はこれから教員を目指す人たちへのエールだと感じました。

 

はじめてのテキスト履修は右往左往

とりあえず履修科目をチェックして数冊ほどテキストを譲り受け、履修を始めてみました。

 

まずはシラバスを読んで、リポートの設題が何を求めているのかを調べます。

 

なんとなく分かったので、読み進めてみるものの、やはり内容が難しい。

 

いわゆる技術書みたいなものなので、言っていることがなんのことかさっぱり。

 

普遍とか、鑑みるとか、聞いたこともない言葉が並びます。

 

それに一番の難敵、序論本論結論ができない。

 

大学から指定されたリポートの書き方の本を見たり、新オリで教えてもらった書き方を参考に、とりあえずそれっぽく真似してガシガシ書いていきました。

 

リポートの提出期限までになんとか書き上げ提出、試験の受験申請もしました。

 

試験は1ヶ月後。リポートを出したら次は試験対策に入りました。

 

試験の範囲もシラバスにありますが、私も含めほとんどの学生は過去問をみんなで共有して対策しました。

 

詳しくは今度書きますが、まずはこの1科目だけ受験してみました。

 

初試験、その結果は・・

東京の会場は主に2箇所で、西巣鴨にある大正大学と両国の国際ファッションセンターでした。

(2019年5月から在宅試験に変わりました)

 

試験会場に向かうと、受験する人が何人もいました。

 

席に座り、問題冊子を受け取り、試験開始。

  

設題を見て、一気に書き上げていきました。

 

受験から1ヶ月後、私のもとに届いた結果には「合格」の文字。

 

私は初めて大学で単位を取ることができました。

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初めての合格通知!