テキスト履修の裏話
こんにちは。
約1年ぶりの更新です。
これまで数回に渡り通信制大学での履修経験をまとめてきましたが、新型コロナの流行により、現在は通信制大学も履修がオンライン前提になっているようです。
そのため私の経験した履修過程はあまり参考にならないかな・・・と思ったのと、仕事が多忙になったため更新を止めていました。
しかし改めて自分は通信制大学を当時のやりかたで学び、卒業したんだし、このまま閉じ込めておくのは良くない!!という思いがふつふつと湧き上がったので、再び記事を更新することにしました。
アップしてきた記事を振り返り、まだお伝えしきれてないものを選別し、再スタートしてみます。
今回は、印象に残っている「テキスト履修」のお話です。
テキストを買うときはシラバスを要チェック
基本的に通信制大学はテキスト履修が6割を占めている(はず)なので、テキストの購入は絶対条件だと思います。
そんなテキストを購入する場合、真っ先に気をつけるのが「シラバスの変更」です。
社会情勢や法律等の変更により、シラバスは数年単位で見直されます。
見直されると、内容が一部変わりますので、教科書であるテキストが変更される可能性が出てきます。
テキスト変更が告知されると、これまでのテキストは旧版となり、1年間の猶予後使用不可となります。
つまり
「使えなくなる」訳です。
これが履修前になるとさあ大変!
急いでリポートを書いて、試験を受けないと苦労が無駄になってしまいます。
私もいくつか変更にぶつかる科目がありましたが、間に合わないと感じたので数科目は新版になってからゆっくり対峙しました。
そのためテキストは新刊になるので定価購入となりお値段が上がりますが、焦って単位が取れずダメになるよりも、新しい内容で時間をかけた方が失敗も防げると判断しました。
シラバスについては特に教育系では10年に1回の学習指導要領改訂がありますので、ここで一気にシラバスが変わります。
なので、毎年春に届くシラバスは必ずチェックし、テキスト更新がないかを確認しましょう。
そして履修計画を立てるなら、この辺りも踏まえてテキストを入手すると良いでしょう。
引用?文献?初めての言葉が目白押し
次に印象的だったのは、リポートにおける厳格なルールでした。
特に引用と文献については大変でした。
一つ一つの語句を改変せずそのまま使う、どの本の何ページを使ったのかなど事細かく書かなくてはいけませんので、常にメモを取って引用部分を見失わないよう気をつけました。
ここで初めて正しい引用と文献のやり方を学ばせてもらったおかげで、その後学校現場で話をする機会があったときに自信を持って説明できたので大変役立ちました。
早いうちから引用のルールを理解させておくのは大事だと思います。
また専門分野ですから初めて見聞きした言葉は数しれずありました。
今でも印象的なのは
・俯瞰(ふかん)
・鑑みる(かんがみる)
・普遍(ふへん)
普段の生活ではとんとお見かけしない言葉たちです。
今ではちゃんと使いこなせるようになりましたが、最初は「?」でしたし、そもそも漢字が読めないのもありましたら一苦労でした(^_^;)
これらの言葉は辞書を開いて意味を知り、なるほどーと納得したものです。
合わせていかに自分が無知だったかを思い知らされましたが、後の卒論ではこれらをちょこっと使っては頭がいいフリができるようになりました(笑)
今回はテキスト履修に関する裏話をまとめましたが、大学という教育機関は社会とはちょっと違う世界で、使う言葉も堅いものばかりだったなあと思います。
でもそういった部分が新鮮でしたから、機会さえあればまたこの「学びの世界」に戻って知識を増やしたいな・・・
そんなことを書いて、今日はお別れしましょう。